ユニフォームとエロスの関係

制服とは、学校や軍隊・ある職種や職業などの組織で定められた服装を言う。この稿では、制服をエロスの演出として使用する用い方においての内容に限定して述べる。昔は、セーラー服がエロに奥行きを与える象徴として非常に重要なテーマであり、制服がエロと切り離すことのできないカテゴリやジャンルとなっていた時代があった。現在でも女子高生を模した女子校生ものとして援交イメージであったり、イメージとして中高生を思わせる背景設定などで制服物のDVDは健在であるが、過去の旧作アダルトビデオの中でも、セーラー服をタイトルに冠した屈指の名作「セーラー服色情飼育」を始めとして、にっかつロマンポルノやアダルトビデオの黄金期だった1980〜90年代には、セーラー服物のビデオ動画が多く発売されている。ブレザーなどから更にジャージや短パン・体操服のブルマといった、女生徒を印象させるアイテムが登場する例も珍しくない。これらのことは、少女から大人の女性へと変わっていく年齢・性の目覚めを感じる、青春映画と同様の世代を描くテーマとしていると目していいであろう。もちろん現在もなお、学園アニメに登場する主役や準主役は女子生徒である。最近では、性格のきりっとした学級委員長や生徒会長などのヒロインが、恋愛対象に対して突き放したような態度と愛情を兼ね合わせた人物表現やストーリー展開を行うツンデレ エロアニメや、眼鏡との組み合わせによるメガネっ娘(めがねっこ)といった演出も、マンガや同人誌などで見られる。さて、ここ十数年は学校指定の制服もブレザーがほとんどで、ニーソックスなどデザインの違いによって可愛らしさを演出するなど、学校指定の制服もオリジナリティや人気を大切にしていると思われる(参考:全国高校制服図鑑)。反してセイラー服は、過去の女子中学生や女子高生を象徴するファッションとなっており、コスプレ扱いされることも珍しくは無い。ところで、制服をテーマにしたエロ動画では、制服と職業が動画の内容に関連を持つ例が多く、「お堅い職業」の女性が…といった想像が膨らまされてストーリーが展開する例を見かける。概ね、制服に限らず、銀行員のOLや婦人警官(婦警)などの固いイメージを持つ特定の職業に従事する女性をテーマにしたAVのエロ動画では、制服を着たまま着衣でセックスに及んだり、制服を半分脱がされてパンティを膝まで下ろした恥ずかしい姿で挿入されるなど、屈辱的で陵辱的な内容が多い。そのように、変態性欲に近い描き方で演出されている動画になってしまう事が多いのは、興味深い点である。イメージへの重要視はセックスの本質に迫るものであるから、風俗で制服を使用するイメクラやコスプレ風俗といったサービスから、中古の制服を売買したりするようなブルセラ・ショップという営業形態があること、女装などでブラジャーや下着と共にOLの制服や女子生徒の制服を着ることが好まれることについては、前述で示した理解の及ぶ範囲であると言えよう。